2023.11.15 東京国公速報

今日、7月~9月のGDPが内閣府より発表されました。対前期比マイナスで、年率換算ではなんと2.1%のマイナスです。円安・物価高騰、実質賃金下落、消費低迷という負のスパイラルがつづいたからです。インバウンドと浮いていますが、政府統計を見ても、コロナ前ピークでも5兆円程度の消費です。GDPが年換算で555兆円、その半分以上が個人消費です。ですから日本の労働者・国民が豊かにならなければGDPも伸びません。項目別でプラスは政府需要です。しかしこの需要の創出は国債という政府の借金です。借金で金を手に入れ、大盤振る舞いではお話になりません。

労働組合は賃金と物価と金融・経済政策を一体で闘わないと労働者の生活は守れません。東京国公と官民共同行動実行委員会は明日にでも、宣伝行動に入るべく、これから緊急会議。小さな力でも、それがあちこちで発揮されれば、やがて大きな力になるでしょう!それにしても日本は危ないですね。

東京国公速報 11月15日

悪魔のサイクル=異次元金融緩和→円安→物価高騰→実質賃金下落→消費低迷→生産停滞→設備投資下落→GDPを引下げ

GDP、7〜9月年率2.1%減  3四半期ぶりマイナス成長(前期比)

GDPの半分以上占める個人消費が低迷! 

設備投資は生産増不必要なので下落!アベノミクスから離れろ!

 

 

労働組合は賃金と物価と金融・経済政策を一体で闘わないと労働者の生活は守れない!

内閣府が今日・15日に発表した7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比0.5%減、年率換算で2.1%減でした。マイナス成長は3四半期ぶりです。個人消費と設備投資が停滞続き、輸出の伸びも力強さを欠いています。

何といっても内需に関連する項目で落ち込みが目立ちます。GDPの過半を占める個人消費は前期比0.0%減と2四半期連続のマイナスだった。

 

主として自動車販売の減少が押し下げ要因となった。そして長引く物価高騰で魚や肉といった食料品も節約メード。プラスは外食のほか、9月に新型iPhoneが発売された携帯電話機でした。設備投資は前期比0.6%減と2四半期連続のマイナス。半導体市場の調整が長引き、半導体製造装置関連の投資すらもが落ち込みました。人手不足が響いたとみられます。